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道路の下に

2008/01/24(木) すべて
 三鷹市が浸水対策として整備を進めている道路雨水貯留浸透施設のデモ施工見学会に参加してきました。
 この施設は、道路に降った雨を一時的に道路下に貯めて、地中に浸透させる施設です。
 平成17年度より整備を開始し、11年間で三鷹市道全体の10分の1の面積にあたる15.4ヘクタールを設置する予定だそうです。

 平成16年10月、三鷹市と武蔵野市にまたがる井の頭公園内の淀んだ池の水が、台風と長雨により大量の湧水が復活し、約1ヶ月間澄み渡るという事がおきました。この事により雨水は下水道に流すのではなく、大地に戻すことが大事だと認識したのではないでしょうか。

 土木工事は、安全性ということから川をコンクリートで囲い、利便性から林や畑をアスファルトで固めてしまう自然を壊すような工事が多いですが、道路雨水貯留浸透施設工事は、少しは自然に優しい工事かもしれません。

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